ドールに興味を持ち、購入を考え始めた頃
いきなり高額なドールを購入するが決断できず
悩んだ結果、まずは1万円のエアードールを購入し
ドールが有る生活から、何を得て何を失うか
テストをしてみることにした。
その時購入したエアードールがこちら
amazonで\9,400だった
購入したウイッグを着けた所
目がドールアイで視線が動かせたのには驚いた。
下着や衣装、アクセサリーなどをamazonや100均で購入し
自分なりに着せ替えや写真撮影などの楽しさを経験した
それらは今でも続いている楽しい趣味になった。
しかし、そういう物質的な満足感より
自分にとっての一番の収穫は
抱きしめたり、添い寝したりした時に得られる
「心の癒し」だった。
後から調べた所では心理学で言う所の
「ぬいぐるみ効果」と言う物らしい
心を許したもの、愛情を抱いた物を抱きしめた時
人の心は癒されるという。
自分にとって一番の発見だった。これが無かったらドールとは
この1体目で終わっていたと思う。
そして、このドールを愛でている内に
そういう満足感とは違う不満が出て来た
それは直立姿勢しか取れないなどの
エアードールならではの関節が無いことだった。
私はどうしても、ドールを車の助手席に乗せて
ドライブがしたかったのだ。
そこで私はエアードールの座位型を購入することにした。
amazonで\5,800だった
このドールもウイッグや下着を購入し
自分なりに仕上げた。
そして、ついに室外に持ち出し
車に載せてドライブに出掛けたのだ。
助手席にドールを乗せたドライブは
自分にとっては想像以上に楽しいものだった。
今の年齢では、ドライブデートをするとしたら
相手もそれなりの年齢で、大人としての会話をし
そつのない振る舞いを心掛けなければならないが
ドールとのドライブは、まるで青春時代そのままで
好きな音楽を聴きながら、話したいことを話し
気の向くままに行き先を替え
食べたい時間に食べたいものを食べ
それでいてイチャイチャしながら運転が出来る!
何十年振りかでそんなドライブをした
そいうドライブが私はしたかったのだ。
そんな思いのままのドライブを重ねて
自宅にドールが2体いる生活を続けて行く内に
私は等身大ドールの購入を決心したのだった。